乗った時の『ズシン!』という重量感、そして食味などで根強い人気の船アオリイカ。古くは短竿が主流であった船アオリのシャクリ釣りだが、昨今では「長竿によるシャクリ釣り」が効果的な釣法として確立。15年ほど前から行われるようになったこの釣法のパイオニア的な存在が金沢八景・野毛屋釣船店の 黒川 勇治 船長だ(以下、勇治船長)。「最初はメバル用の長竿や、コマセマダイ用の竿で試してみたけど、メバルではパワーが足りないし、コマセマダイの竿では曲がり過ぎちゃう。硬いと疲れちゃうし、何よりも船アオリの長竿はバランスが大事」。勇治船長が語るこの言葉の中に、船アオリ用の長尺ロッドでは何が必要なのか!? という問いに対する答えの多くが含まれている。手元のシャクリが小さくても竿先が大きく動く長竿のメリットを最大限に発揮するためには、ほど良くパワーがあり、必要以上に曲がり過ぎず、そしてキレイに曲がることが必要。竿先が戻るときのスムーズさが、アオリイカを抱きつかせる自然なエギの動きを生む。そのこだわりはグリップにまで及ぶ。終日シャクり続けるためのロッドバランスを追求したデザイン。大型のアオリが乗ったときでも不安を感じさせない肉厚のブランクス。それら全ての要素を余すところなく盛り込んだのが、この「海人アオリ 勇治スペシャル300」だ。3mながら、持ち運びしやすい3ピースと、スペシャルの名にふさわしいこだわりのカラーリング。全てにおいて高い満足度を得ることを目指したこの竿で、アオリを掛けたときに描く美しいベンディングカーブを楽しんでほしい。●東京湾・船アオリの第一人者、野毛屋釣船店・黒川勇治船長プロデュース。●多くの状況とシーズンで使いやすい3mレングス。●“魅せる”美しいカーブ、トルクのある肉厚ブランクス、終日シャクり続けるためのハイバランス設計。●こだわりのカラーリングとロングロッドながら持ち運びがしやすい3ピース。
品名 300
全長(m) 3.00
継数(本) 3
仕舞(cm) 104
標準自重(g) 180
先径(mm) 1.5
元径(mm) 9.4
錘負荷(号) 5-15