「タチパターン」今さら聞けない基本中の基本!

こんにちは!フィッシングマックスWEBショップのスタッフです。

今回は、大阪湾のジギングアングラーを魅了するタチパターンについて釣具店スタッフ目線で解説します。

 

タチパターンジギングとは


大阪湾(明石~紀北)、瀬戸内(松山)を中心に成立する青物狙いのパターンのことで、その名の通りタチウオを捕食する青物をジギングで狙う事を言います。

使うメタルジグはいわゆるシルバーロング系で、タチウオを模したカラーリングとシルエットでなおかつ200g以上の重たいものを使うシチュエーションが多くあります。

タチパターンで釣れる時期

大阪湾で狙える時期は10月~1月末頃が中心ですが、早ければ9月中旬、長ければ3月頃まで続く年もあり、一概に言えないのも特徴です。

近年、秋の本格シーズンの前8月の一時、タチパターンで釣れる事がありますが、それを一部のアングラーは「プレタチパターン」と呼んで楽しんでいます。

 

タチパターンで使うタックル

・ロッド
紀北、明石沖ともに根がかりが多発するポイントが多いので、底取りのしやすいベイトタックルがまずはオススメです。

ロッドの硬さの目安として、スロージギング用ロッドで3番(oz)程度、スタンダードなジギングロッド150~200g表記でやや柔らかい物が使いやすくオススメです。逆に、300g表示の竿だと硬すぎるので注意が必要です。

使用するメタルジグの表記通りのロッドでは、硬すぎるという点が少しややこしいですね。

初心者におすすめロッドはこちら→AZルンゴスティック60B


・リール
分かりやすく大手メーカーでサイズ感を説明させていただきますと、シマノ レベルワインド付き300Hクラス、レベルワインド無しのモデルで1500H~2000Hがスタンダードなサイズ感で扱いやすいサイズです。
ダイワのレベルワインド無しで15番サイズとなります。

シマノ・コスパの高い高性能エントリーモデル→トリウム1500HG

・ライン

PEは2号を200~300m
明石沖、紀北沖共に太さは2号で間違いないです。
1.5号推奨の情報もありますが、特に明石の乗合船は、乗船者も多いので入門者の方が必要以上にメインラインを細くするメリットは少ないです。

初心者におすすめロッドはこちら→AZルンゴスティック60B

リーダーはフロロ30~40lb
フロロを3m程度つけておけば問題ないですが、サワラの多いポイントではファイティングリーダーも付けると安全です。
初心者の方はわざわざファイティングリーダーをつけるのも面倒なので無しでも問題ありません。わざわざ無理して糸を結ぼうとすると船酔いにつながりますので、船に慣れていない段階では避けておくのが無難です。

初心者におすすめリーダーはこちら→フロロショックリーダー

ドラグの設定になれたアングラーの方には裏技?として30lb+30lbの2段リーダー(先糸40~50㎝)も提案してみるのも手です。

その場合、接続は電車結びでOK)です。

根掛かりの際、高確率で電車結びで切れるのでリカバリーが早いのがメリットです。デメリットは、電車結びで強度が落ちてしますことがあげられます。

・メタルジグ

シルバーロング系メタルジグが基本ですが、前述の通り根がかりが多くロストが激しい釣りのため、最初から高額のメタルジグはオススメしません。

コスパに優れた大阪湾代表メタルジグはこちら→ルンゴシリーズ


・フック
【アズーロ】のメタルジグでは、ルンゴスライダー、ルンゴDHは目の付近にフックがくる長さとサイズ感が目安です。


ルンゴⅡは全長の半分~1/3位が目安。↓


・シングルフック、ダブルフックについて
フックには掛かりと刺さり2つの要素があります。

ダブルフックは掛かる確率が単純に2倍になりますが、刺さる力は、2本とも掛った前提では力が分散するので、1/2になると言われています。ただ、先にどちらかのフックが刺さって、もう一本が後から刺さってホールドが効くという事が多いと思います。

シングルフックは掛る確率1倍、刺さる力も1倍という計算ですね。

どっちを優先するか考え方はそれぞれですが、個人的な考えとしては、まずは掛からないと始まらないのでダブルが無難!とも言えますね。

大きな群れに当たった!や、時合い突入で入れがかり!!というタイミング時は、魚を傷めにくい事、ネット離れが良い事、多少強引にやりとり出来る事考慮してシングルフックのセッティングが良いかもしれません。

リアのフックのセッティングについては、根掛かるポイントが多いので、特になくても問題はないですが、サワラ、サゴシが多い場合は付けておいた方が釣果はアップしそうです。

サワラが多い時にアシストフックはこちら→ジゲンワイヤーアシスト



・リング類
ソリッドリング #4~6(5)
スプリットリング #4~6(5)

メタルジグのアイ部分の線径が太いので、あまり小さいスプリットリングは開いてしまうので注意が必要です。タチパターンで悩んだら#6をお持ちいただくと、安心かと思います。

 

リングはコンビリングが楽チン→シャウト・コンビリング


・スイベル

ジギングの基本に、付属する金属は少ない程ジグ本来のアクションがでる。というのがあります。

ただ近年流行りの長く平たいジグ(ルンゴスライダー、ルンゴDH、ゴクウス等)は回収時の回転が強いのでスイベルを付ける人も増えてきていますね。


持ち物

・タックル
①ジグ②フック③リング類④リーダー⑤プライヤー⑥ラインカッター⑦ナイフ等締め具⑧フィッシュグリップ⑨クーラー⑩ロッド⑪リール

・ウェア
①デッキシューズ・デッキブーツ②レインウェア③ジギンググローブ(あってもなくても)④偏光グラス⑤キャップ⑥タオル⑦ライフジャケット

・その他
① 食べ物・飲み物②おやつ③酔い止め④日焼け止め⑤マスク・ネックゲーター

こちらのように、通常の船釣り時には必要なアイテムは必須です。

 それでは、大阪湾で楽しめるタチパターンをアズーロシリーズで楽しんでください!

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