元々は主に船釣りでのみ重宝されていたPEラインですが、
製法やコーティング技術などが向上し、今では低伸度かつ高強度高感度なその特性を陸からの釣りやキャスティングの釣りでも生かせるようになりました。
https://www.fishingmax-webshop.jp/products/4582550710494
竿やリール、ルアーの技術革新もめまぐるしいですが、2000年代からの魚釣りを大きく変えたのは、目立たないようでいてこのPEラインに他ならないと思います。PEラインに対応するために他の釣り道具が進歩していったと言っても過言ではありません。
さてそのようにして今となっては釣り糸の定番となったPEラインですが、
※豆知識:PEとはポリエチレンの略です。
4本から多ければ12本の細い糸を撚り合わせることで高い強度、感度、伸びの少なさを生み出しています。
とても細い糸が集結して1本の釣り糸となっているので何かに擦れることによる傷にはすごく弱いです。
釣り場で水中の障害物に擦ったり、魚とのファイト中に魚体によって擦れたり、運搬中に擦れてしまったり・・・
ここまではなんとなく想像ができると思いますが、
スピニングリールの場合はキャスト時に指をかける場所。
実は繰り返し繰り返し非常に大きな負荷をかけている箇所なのに、ここが少しずつ劣化していることは見落としがちです。
【対処法はただ一つ!】
少しずつカットしていってください✂
目安は2ヒロ(3メートル)ほど。
※キャスト時にガイドを通っているラインのほとんどを処分するイメージです。
なんだかもったいない気がしますが150mや200mのうちの3mですので、
これを温存して一世一代の大物を逃がしたり、トラブルを起こしてもっとたくさんの糸を無駄にしてしまったり・・・
そうなる前に釣行前後のラインチェックで傷があればカット、見落とす場合もあるので習慣的に3mほどのカットをおすすめします。
意外となんとなくずっと使えてしまうPEライン。
カットしないと劣化を見落としていつ交換すべきか分かりづらい場合もあります。
少しずつカットしていき、減り具合でどの程度同じ糸のまま釣行したのか把握し、買い替えどきを知ることもできます。
それともう一つ。
PEラインの傷み自体を抑制できるケア方法があります。
https://www.fishingmax-webshop.jp/products/4549106100666
PE専用スプレーを釣行の前後に吹き付けておくと摩擦が軽減されラインの寿命も飛距離もアップします。
色落ちもしにくくなるため、視認性を保ったまま快適にPEラインを使い続けられます。
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携行性の高い小さめサイズもありますので、
釣り遠征や長時間の釣りの合間のケアにもおすすめです。
飛距離に優れ、釣り人に水中の様子やフックアップした魚の挙動をダイレクトに伝えてくれるPEライン。
特性を理解した適切な管理と日々のケアでもっと快適にストレスなくお使いいただけます♪
是非お試しください。